2024年帰省見聞録 – その二
どうも信雅です!今回は2本めですが、大晦日のお話をさせていただきます。
大晦日は、我が家の大掃除とおせち料理の支度を手伝わないといけないので、あまり寝坊するのはよくない。なので朝早く起きて扉の飾り物の「春聯(ちゅんれん)」を早速両面テープでぺっって貼って、あとは母と一緒に母方のおばあちゃん家に行ってそこで昼飯を食べてきた。おばあちゃんが元気そうで何より、ほっとした。従兄の息子(従甥)二人いるけど、年下のほうはもう喋れるようになったし、ちっともビビらないから、よきよき。
おばあちゃん家から帰ってくると母はおせちの調理に入るけど、縁起物の蜜柑の盆栽まだ買ってないから、その使いに私に市のほうへ行って来いと命じた。長年日本に居たもんで自分の地元なのに何処に盆栽が売られているか全く分からん。知るかっつーの!シェア原付乗ってぐるっと一周してようやく、団地のすぐ傍にあった。な~んだそっちかー!
多分もう大晦日のせいか、売れるもんは殆ど売払って、残されたのはほんの少しのブース。この調子じゃ値切りし放題だろうと甘く考えてたら、下の写真のような盆栽で毛沢東2枚(4千円弱)持っていかれたよ!!こう見ても大将と同郷のメンツを見てこの値段だからね!?凄くない?
まぁまぁまぁ、一刻を争う大晦日の午後でここでもたもたするつもりは毛頭ないもので、大将から台車を借りてすぐに盆栽を家まで運んだ。そこからご飯の時間までずーと大掃除をしてた。
そして!待望の!おせちだ!そういえば今年のおせちはちょっと違う。例年だったら田舎に帰って父方の親戚一同で集まっておせち食べてたけど、今年は従兄弟たちが新居祝いだから新居でおせちを食べないといけない決まりなので今年は各自で食べる。それに加え、今年の食卓には見ぬ顔が一人、姉貴、彼氏連れてきたぞ!まるで大敵を目前にしたかのように武者震いになってるんじゃない自分?まぁとにかく、終始、なんか気まずい空気で食べ終わった。
大晦日の食事後のあとと言えば、日本は紅白歌合戦だけど中国は「春(節)晩(会)(略してちゅんわん)」。今年の「春晩」はクォリティが高いと言わずと知れた。プロデューサーさんがようやく気付いたんだな。私は別に、この番組がこの苦労した一年でせめて今夜は楽しく過ごしたいのに教師面して説教臭い演目を出さなければいいと思っている。でも正直今回の「春晩」は楽しかった。公共放送であんな天真爛漫な子供の声で広東語の罵る言葉が出てくるとは腹を抱えて笑ったわ。あとはマジックショーに失敗して右往左往する司会者の顔がクッソ面白かった。
「春晩」を観ながら、WeChatで友人たちと新年のお祝いを交わしながら、Weiboで友人たちと「春晩」のネタでいっぱいツッコみを書き込んで知らず知らずのうちに除夜の鐘が。。。あ、ここは鐘じゃなくて爆竹と花火だな。急に激しくなって「何だ何だ?何が起こってる?」と窓の外を見たら、ああ、明けました。今の一瞬が「新年」の雰囲気MAXだと言えるだろう。
以上!第2回でした!