エンジニア?SES?何それ?おいしい?

最終更新日

Comments: 0

ごあいさつ

どうも~TERNS管理人のしんやです!先日カメラ垢のほうで、「ブログ読んでくれる人が居なくて困った。どんな記事が読みたいかリクエストプリーズ~」ってアナウンスしたら嬉しい事にこういうご要望が御座いましたので、今回の記事を書かせていただきました。

概要

この記事の概要をざくっと説明しますと、私(しんや)は何故、システムエンジニアという仕事に就いて、そこで何をし、何を感じ、何を得たかを、及びこの仕事自体についてどういう風に考えるかを紹介する記事です。

私はね、普段はSESを業態とする会社でSEをしている。なんか小難しい単語並んで良う分からんよね!大丈夫!わしも実はようわからん(わからんかい!)ので言ってること無茶苦茶や!ってどんどんツッコんでもらえたら嬉しいです。それじゃ早速本題に入りましょ~

SE?SES?なんの仕事?

システムエンジニアという言葉を聞いたことがあるかどうか分からないかもしれませんね。何だそれ?美味しいの?と思うかもしれませんが、それは違いますよ。これは食べ物ではなく、仕事なんです。何の仕事かって?みんながお買い物するとき、レジに並びますよね?あのバーコードをスキャンすると自動で会計金額が出るあの仕組み、それをシステムエンジニアたちが作っているんですよ!他にも例えば、銀行のシステムで使われている、公共料金の払込票を読み込んで、決まった日になったら指定した口座にお金を送る仕組みや、市役所で戸籍を登録・抹消するシステムなど、いろいろなものを作っています。みんなから見たら、いつもパソコンに向かってぼーっとしているか、キーボードをガタガタ叩いているようなイメージがあるかもしれませんが、実際どうなのでしょうか?

私たちの仕事内容は、学園祭に例えると理解しやすくなるかもしれません。まず、学生さんが「学園祭をやりたい!」という要望があります。その要望に応えるべく、学園祭準備会が結成され、学園祭の開催に向けて様々なことが動き出しました。システムエンジニアの話に変えると、学生さんがお客さんで、「学園祭」というのが、今からお客さんのために作らないといけないシステムで、「学園祭準備会」が、「学園祭」というプロジェクトに向けて結成されたチームです。

さぁ、学園祭を成功させたいという共同目標のために、準備会メンバー(エンジニア)と生徒たち(お客さん)でまず何回か会議をします。そこから開催日程(スケジュール)、予算、学園祭で盛り込む内容について議論を交わします。たまに無茶な要求をしてくる生徒さんがいるよね?「体育館でプラネタリウムをやりたい!」とか。しかも予算が限られた状況で。そういう場合は、準備会スタッフから逆に「本物のプラネタリウムは無理だけど、それっぽい仕掛け装置ならできますよ~」と提案することもあります。概ね話が固めたら、準備会は会議の内容(機能要件と非機能要件)を書類(要件定義書・基本設計書など)にまとめ、これを元に準備にとりかかります。

ようやく生徒たちを納得させ、いざ学園祭に向けて本格的に準備会が始動されました。準備会スタッフ(エンジニア)たちは、プラネタリウム風の仕掛けを考えたり(詳細設計)、仕掛けを作るための資材を調達したり、生徒会に予算を申請したり(購買稟議)、資材が来たら、今度は実際に着工したり。人手が足りない時は、準備会スタッフの応援を要請したり(外注依頼)することもあります。

もう、とにかくやることが多すぎで一刻も惜しいぐらい、学園祭当日が迫るにつれ、忙しさがますます倍増し、時には夜まで学校で作業しなきゃ間に合わないこともあります。こうして、やっと学園祭当日を迎えた。平和の一日だといいが、しかし現実はそんなに甘くない。何故なら、資材の到着が遅れるかもしれない(搬入作業遅延)し、仕掛けが故障してまともなプラネタリウム上映ができない(リリース障害)かもしれないし、全然お客さんが来ない(お客様都合)かもしれないし、とにかく状況の連続です。それでも準備会スタッフは、こうした場面を一個一個攻略していかないといけません。

そしてやっと学園祭が終ると、準備会スタッフと生徒たちは打ち上げをするかもしれない、しないかもしれない。そこで課題や反省点を洗い出して、次の学園祭に活かせるように、クローズを告げます。そして来年もまた、もっといい学園祭が待っているかもしれません。

さて、SESとは?今の学園祭の例えで続けて説明すると、学園祭運営に特化したスタッフたちです。仮に生徒たちは本業であるはずの学業が忙しすぎで学園祭の運営なんかやりたくない場合、校外の方を呼んで学園祭の運営を任せることもあります。そして呼んできたこのスタッフの方々は、これまでも、これからも、いろんなこうした事情をもった学校に行って、生徒たちの要望に応え、みんなが笑顔になる学園祭になるよう、そこの学園祭を盛り上げるべく奔走します。

何でこの仕事にしたの?

どっかに対人要素が少なくてかっこいい石油王になれる仕事落ちてないかな?(真顔)

拾い画像です。5000兆円欲しくないって?うそ~ん

振り返ってみれば、「将来どんな仕事がしたいか」という問題について、真剣に考えたことは多分そこまで多くはなかった。だから「何で?」って言われた時、「さぁ何でだろう」と、自分でも迷ってしまう時があるんですが、ただぼんやりと、今の仕事と結びつく、学生時代のエピソードだけは頭に浮かんできます。

俺なんでこんな仕事したっけ?

私実は、子供の頃から三度の飯よりのゲーム好きだったんです。ゲームなら、テレビゲームに限らず、アーケードゲームもPCゲームも問わず興じるので、我が家にパソコンがやってきた時なんかは、放課後から寝るまでずっとパソコンの前に張り付いてたぐらい熱中してました。もちろんPCゲームと言ってもただゲームしてる訳ではなく、パソコンでゲームするにはまずパソコンの操作を覚えないといけないし、壊れたら高価なものなのでまず自力で直す方法を考えないといけないから、あれこれでパソコンに詳しくなったのです。

watashi, pasokon, chotto dekiru!

まぁ詳しくなったっちゅう訳で、仲間たちからだんだん相談が来ていて、それを解決する度に、「パソコンのことならあいつに頼めばなんとかなる」っていう噂が広がっていく中で、ある日、クラスの女子から相談が来ました。家のPCが音出ないんだけど、どうしたらいい?って。その娘の家にお邪魔して、PCケースを開けて調べてみた結果、問題が無さそうで立ち上げてみたら音声のドライバーが何故かアンインストールされてたみたいのでインストールし直したら音が出るようになって、その娘も含めご家族にも「直してくれてありがとう~」って言われて照れながら好意に甘えて女子の家で晩飯した。

そこで終わりだったら多分この仕事してないと思います。何故なら、確かに褒められるのは素直に嬉しいですが、だからと言ってよしこれを仕事にしようってのはなかなかの覚悟がないと下せない判断です。実際、「将来の夢」とか「大きくなったら何になりたいか」などに対して、その時は恐らくエンジニアという具体的な仕事よりかは、もっとぼんやりしたもの、例えば、大金持ちの社長とか。そうですね、ゲームは好きですが、ゲーム関連の仕事をしようとは思ってないし、ましてやパソコン関連の仕事に就くことはなかろう。

ガンダムが流行ってたので、ガンダムパイロットになりたい人生だった…

ところが、心機一転をさせた出来事がありました。それは、名門目当てに、専攻を深く考えずに選んだ大学と、文系として就職についてを脳内で模擬してみた結果、幼い頃に夢見た億万長者からますます遠ざかっていくのではと気づいて、代替案に何か探さなければという焦りに駆られて2年生の春を迎えた時、エンジニアという選択肢が現れたのです。まぁ元を言うとそもそも何で当初専攻が好きでもないのに大学が名門だからってこの専攻にしてるのも結構長い話になっちゃうのでそれは追々別の機会にて。ひとまず本題に戻ろう。

それまでどんな未来を想像してたかというと、文系なので国家公務員か、教職か、司書か、学芸員が主な進路ですが、実際にその進路に行けるよう一年生のカリキュラムを組んで必要な科目を履修してみた、その結果、自分にとって苦痛だしあまり魅力を感じなかった。一方、たまたま観てたドラマ「シリコンバレー」で、圧縮のアルゴリズムからスタートアップしシリコンバレーを制する大企業に成長する夢物語にドハマりしたのです。

天才プログラマーが革命的な圧縮アルゴリズムを手にしスタートアップ企業を立ち上げ友情や涙を信じない熱いバトルが繰り広げられるストーリー

地道に就職し、プレゼンとか説得とか折衝とか、高いコミュニケーション能力を活かしキャリアを積み上げて行くのと、ドラマの主人公みたいに、ただのIT技術者からスタートアップし、自分の会社を作り上げ、最終的には業界に革命をもたらす存在まで登り詰める、なんて夢のような話を、どっちをとるかをその時の自分に迫れた。一応親友もエンジニアなので親友にその話をしてみたら、「よいのでは?」という回答を得られたので、しんや、大学2年生、エンジニアを志す。

着任前イメージしてる仕事vs着任後実際やってる仕事

次回、仕事が面白いか面白くないか、及びどうやってモチベを維持するかについてご紹介したいと思っております。それでは!じゃな~

学爾時習之、不亦悦乎? 有朋自遠方来、不亦楽乎? 人不知爾不愠、不亦君子乎?

シェアする

コメントを残す

コメントする

CAPTCHAis initialing...